人気と価格が比例する音楽素材配布サイトってどうかな?

音楽素材配布サイト
コラム

音楽素材配布サイト——新しい形態の配布サイトを思いついた

作曲家/プログラマのスパ郎です。

無料のものから有料のものまで音楽素材配布サイトは色々あります。
私は、Audio Stockで有償の素材をDOVA-SYNDROME,ニコニコモンズで無料の素材を配布しています。

そんな、普段自分が使用している音楽素材配布サイトとは違う仕組みを持ったサイトのアイデアを思い付いたので共有したいと思います。

一言で言うとタイトルの通り、
人気と価格が比例する音楽素材配布サイトです。

現行の音楽素材サイトとは違ったいい所があると思うので、意見などいただけるとうれしいです。

現行の音楽素材配布サイトのメリット

先ほど述べた、Audio StockやDOVA-SYNDROMEは、作曲者にも利用者にもメリットがあるように作られています。

利用者にとってのメリットは、
既に完成した多くの曲の中から好みの素材を探し安価に利用することができる
ということ。

自分で曲を作れない場合は、作曲家に楽曲制作を依頼することになると思います。
依頼となるとオーダーメイドということになるので、音楽素材配布サイトで購入するよりも費用は高くなります。
また、自分の好みの曲を作ってもらうために作曲家とコンタクトを取るのも大変です。

値段的にも労力的にもコストを低く抑えることができるというのが利用者側のメリットでしょう。

作曲者にとってのメリットは、
・明確な形でのクライアントと納品が存在しないので、長期間収益を生み出し続けてくれること
・ポートフォリオとしても機能し新たな仕事を呼び込むことを期待できること

の2点だと思います。

最悪、一度作っておけばその後はほったらかしにしていても、ある程度の利益が出ます。
狙わないと十分な利益にはなりませんけど。
キチンと戦略立てて作りましょうね。という鋭利なブーメランを投げておきます。

今回の提案——値段がどんどん変わっていく販売形態

そして今回、新しい音楽素材配布サイトの形態として提案したいのが
人気に応じて価格が上下していく音楽素材配布サイトです。

以下その詳細を書いていきます。

価格の移り変わり——販売開始からの上がり方

最初は、どの素材も一律100円から販売スタートさせます。
そして一回売れると次は20円アップの120円になります。
それが5回目まで続くと5回目の販売価格は180円です。

しかし6回目は200円とはならず一気に500円まであがります。
6回目の500円から7回目~10回目の販売価格の上昇幅は先ほどと変わらず20円ずつです。

そして、11回目には再び飛んで販売価格が1000円となります。

とこんな具合に販売数に応じて少しずつ価格を上昇させていくと面白いのではないかと思いました。

販売価格が変動することのメリット

この価格と人気が販売数に比例する音楽素材配布サイトには現行のサイトとは違った良い所があります。

それは利用者にとって、現行の音楽素材配布サイトにはないエンタメ性が出てくるということです。

現行の音楽素材配布サイトは、新しく出された曲を探すことに対してあまりインセンティブがありません。
現行の形態で利用者は、キーワード検索からおすすめで上位に表示されたものを数件聴くということが多いのではないでしょうか。

そしてこのおすすめ上位に表示されているのは売れ筋の音源である場合が多いです。
新規曲は見つけづらいので利用者は、売れ筋で品質が保証されている見つけやすい楽曲に流れがちな現状があると思います。

対して販売数と価格が比例していく形態ではどうでしょうか。
販売数に応じて価格が上がるので当然一番初めに買うのがお得です。

つまり、利用者も新しい音楽を探すことに対して魅力的なインセンティブがあります。

また、後々人気になった曲を価格の低いうちに買ったユーザーに対してはバッチや称号を付与する等も面白いかと考えます。
目利きのパトロンというか先見の明のある画商というかそういう雰囲気があります。

これにより、これから伸びそうなよさげな曲を見繕って買っておくという
ゲームのような楽しみ方もできるのではないかと思います。

また、価格によってその曲がどれくらい購入されているのかが分かるため人と被りたくないというニーズに応えやすいのかなと思います。
フリーダウンロードだとダウンロード数からと実際の利用数が大きく離れるということもありそうですが、
このサービスははじめのうちは低価格で販売しているとはいえ有償販売です。

なので、使うか分からないけど、とりあえずダウンロードが減り
購入数と実際の利用数が近くなるということが考えられます。

考えないといけないこと

人気が出て価格が上がるのはいいことですが、青天井に上がるとある一定の価格まで上がってしまった楽曲は
ほとんど購入されることがなくなるということが懸念されます。

対策としては、2つやり方があると考えています。
1つは一定の値段で値段の上昇をストップさせるというもの。
例えば5000円まで上がった楽曲はずっと5000円のままにするというルールにしておけば価格が異常に高くなって
売れにくくなるという状況は避けることができると思います。

ただ、価格が変動するということがウリのサイトなのでこのやり方はサイトの趣旨と反するような気がします。

そのためもう一つの方法。
それは一定期間売れない状況が続くと価格が下がるようにするということです。

一度高止まりして値段が原因で売れなくなってしまった楽曲も
段階的に値を下げていくことでまた売れるようになることが期待できます。

経済学で言う神の見えざる手に任せる感じです。
DTM経済学で言うならWEVESの投げ売りでしょうか。

最後に

ぱっと思いついたアイデアを形の残しておくために書いてみました。

実際にこれを形にすることができるかどうかは分かりませんがもう少し色々探ってみます。
サイトのルール作りだったり会員管理システム作ったりその他運営していく中で生まれるトラブルへの対応だったり
サービスを開始させるとなるとこれにフルコミットしないと無理そうな予感がして、自信がないです。

利用させてもらっているDOVA-SYNDROMEの運営、AudioStockの運営の皆さんには頭が下がります。
いつもありがとうございます。

アイデアに著作権はないので、
吾輩なら造作も無きことよ、と思う猛者がいらっしゃれば形にしてみてください。

その時は声をかけてくれると嬉しいです。

それでは。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

クリエイティブコモンズを使うメリット
コラム
クリエイティブコモンズを使うメリット

Instagramに写真が、Youtubeには映像作品が、毎日ひっきりなしに発表され続けています。 …

半年で退職
コラム
半年で退職 新卒からフリーの作曲家になった流れ

早いもので、会社を辞めてから1月が経過しようとしています。 会社を辞めてからは毎日1曲以上、曲を作り …

フリーランスの生活習慣
コラム
フリーランスになってから取り組み始めた習慣

Contents1 フリーランスの生活習慣 社会時代とは大きく変わった2 習慣1:作る3 習慣2:7 …