作詞の3大要素【M.A.M】

作詞の3大要素
作詞

作詞の3大要素 とは何か?

作曲家/プログラマのスパ郎です。

ボカロのおかげで歌ものが作りやすい環境になりました。
ボカロが音楽シーンに登場してかなりの時間が経過したため、現在は元々DTMをやっていてボカロに手を出した人とボカロを聴いて自分も作る側に立ちたいと思った人もどちらもいると思います。

このうち特に前者のボカロPを悩ませるのが作詞です。

曲はできるけど詞が書けねぇぇ!
ずっとミクさんがララララしか歌ってねぇ!

そんなお悩みをお持ちではないでしょうか?

今回はそんな作詞でお悩みのボカロPさんたちに歌詞の重要な3つの要素をお伝えしたいと思います。
この3要素を意識することで今よりも作詞がスムーズに行えるはずです。

それでは見ていきましょう。

作詞の3大要素【意味、譜割、メロディー】

作詞を行う上で特に意識しなくてはならない3つの要素があります。
それは、

1.意味    (Message)
2.譜割    (Allocation)
3.メロディー (Melody)

の3つです。
このそれぞれの頭文字をとって作詞の重要な3要素をM.A.M(マム)と勝手に呼んでいます。

1意味(Message)

それぞれ意味を説明いたします。
まず1.1意味(Message)。
これは簡単で、その歌詞で伝えようとしていることを指します。

初恋のどきどきだったり、世界平和を望む歌だったりあなたが何を伝えようとしているのかということです。
テーマと言い換えてもいいと思います。

2.2.譜割(Allocation)

これは、作られたメロディーに対してどのように歌詞を当てはめていくかということを指します。

例えば、ラドシソラという4分音符5音のメロディーがあったとしてこの5音を変えずにどんな言葉を乗せるか選ぶという作業をイメージしてください。
1音に1文字割り当てるとして「あの海」という歌詞にしたいと考えています。
ですが「あのうみ」は4文字なのでどこかで伸ばし棒を加えてあげないと最後の1音が余ってしまいます。

この伸ばし棒の位置を決める作業が譜割です。

この例で、個人的に収まりがいいと感じるのは「あのーうみ」という3音目ですね。
ボカロ打ち込みであれば「あのおうみ」と伸ばし棒を前の文字の母音にしてあげましょう。

 

3.メロディー(Melody)

メロディーは説明のしようがないくらいそのままの意味で作曲されたメロディーのことを指します。

(曲先の場合)作詞をする段階においては多少の調整(長い音符を分割するなど)はしますが、基本的にいじらないほうがいいでしょう。
メロディーに収まるように歌詞の言葉選びを変えてあげて、既にあるメロディーに収まるようにしてあげてください。

ピラミッド型で作ろう

さてこの作詞の3大要素ことM.A.Mですが、ピラミッド型にして下から積み上げるように作っていきましょう。
そうすれば最初に考えた「こういう歌詞を書こう」という目標からずれることは少ないです。

そのピラミッド型を図にしたのでご覧ください。(gが一つ多いのは内緒です)
ピラミッド

M.A.Mの順番とはずれますが、下から順に決めていくようにしましょう。

まずは、何を伝えたいか?どんな世界観で歌詞を書いていくのかを決めます。

最初にその歌詞の着地点を決めておかないとちぐはぐな歌詞になりがちだからです。
また、男性視点で描くのか女性視点で描くのか、はたまた子供視点か、大人視点かでメロディーや譜割にかかわる語尾なども変わってきます。
そのためこの意味(Message)の作業は歌詞の根幹を決める大切な作業です。

歌詞の基礎の部分を決めたら実際にその決めたことを言い表していきます。
もちろんこれは作詞なので、メロディーに乗せるという縛りの中で言葉を連ねていきましょう。

一通り文字数のあった歌詞が出来上がったら最後の調整作業、譜割をしていきます。
伸ばし棒や小さい「っ」などの位置、歌った時に歌いやすい聴こえやすいように言葉の並び替えをしていきます。

このような作業を通すことで作詞が完了します。

最後に

メロディーに合わせないといけないという制約があるため難しく感じがちな作詞ですが、逆に普通の文章と違って少々あいまいな文にしてもOKという寛容な部分もあります。
逆に言えばそういったあいまいな部分がないとつまらないのではないかと私は思います。

数を書いていくうちにこんな言葉をはめればいいのでは?という感覚がついてくるのでどんどん練習してみましょう!
それでは。

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