自動作曲とは何か?根本的なことを調べてみた
- By: Sparrow Tune
- カテゴリー: DTM, 自動作曲
- Tags: 自動作曲

作曲家/プログラマのスパ郎です。
あらゆる分野で活躍するAIですが、作曲という分野でも活躍する日は来ると思っています。
現時点では、コストが安い(制作時間が短いという利点のAI――自動作曲)と細やかな曲作りが可能という人間の住み分けができていますがこの状況がいつまでも続くとは限りません。
AIがコストの低さとクオリティーを両立させるかもしれないし、今はまだ聞きませんがAIを駆使して作曲することによってコストとクオリティーを両立させる人が出てくるかもしれないからです。
趣味としての作曲は消えないと思っていますが、自動作曲を全く用いない職業としての作曲は大半が消えるのではないかと私は思っています。
趣味というレベルを超えて音楽で生計を立てるのならば自動作曲の導入は必要だといえるでしょう。
今後自動作曲というものに向き合っていかないといけない作曲家ですが、自動作曲を導入するにあたってまず自動作曲とはそもそもなんなのかということを見つめなおしてみましょう。
AIの考え方――アルゴリズム
AIによる作曲は、Algorithmic compositionと言われています。
直訳するとアルゴリズム作曲。
アルゴリズムという言葉自体は耳にしたことがある方も多いはず。
一言で言うと、ある結果を出すために必要な一連の過程でしょうか。
例えば100を5で割るのに100が0になるまで100から5を引いていくのか、トランプを配るみたいに100回5人に1を配っていくのかみたいな感じで、同じ20という答えを出すにしてもいろいろな方法があると思います。この方法を指す言葉がアルゴリズムです。
コメントを残す