Youtube contents ID に楽曲を登録したい場合どうする?
- By: Sparrow Tune
- カテゴリー: DTM
- Tags: contents ID, tune core, 音楽素材

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個人で行う音楽素材の配布でcontents IDは使えるのか?
作曲家のSparrow Tuneです。
新たな取り組みとしてAudio stockやDOVA-SYNDROMEを使わず
独自で音楽素材の配布をやってみようと思っています。
独自でやるときに気になったのが、Youtube contents IDに素材をできるのかということ。
contents IDに登録すると楽曲の使用状況を知ることができますし、
自分以外の何者かがContents IDに登録するということを防げます。
Audio stockとDOVA-SYNDROMEだとそのあたりの管理もやってもらえるんですけどね。
と言うわけで今回は、個人が音楽素材を配布する際、素材をYotube contets IDに登録したい場合
どうすればいいかと言うことについて調べて見ました。
contents IDに登録するにはパートナー会社を通す必要がある
個人でcontents IDを取得したい場合、直接Youtubeに何かすると言うわけではなく
Youtubeのパートナー会社を経由して登録する必要があるようです。
このことに関して、Contents IDとは何かと言うことを含めてこのページに書いてあります。
上記リンクのページによると、3つYoutubeのパートナー会社が紹介されています。
私は以前、ストリーミングに楽曲を配信する際にTune core利用しました。
なので今回もtune coreを使用してみようと思いました。
以下は、tune coreを経由してContents IDに登録するにはと言う形で話を進めます。
tune coreのYoutubeコンテンツ収益化サービスについて
tune coreからcontents IDを取得するには、Youtubeコンテンツ収益化サービスを利用します。
Youtubeコンテンツ収益化サービスは、tune coreでディストリビューションサービスの利用者であれば
初期費用1410円(税抜き)を払うことで利用可能です。
逆に言うと、ディストリビューションサービス(ストリーミングなどへの音楽配信)を使用していないユーザーは
利用できない仕組みになっています。
そのため、一つの楽曲のcontents IDを登録するごとにディストリビューションサービスの利用料が発生します。
・シングル(1曲のみ)1410円/年
・アルバム(最大99曲※23曲程度までが公式の推奨)4750円/年
(いずれも税抜き)
がディストリビューションサービスの料金です。
1曲ごとに登録となるとちょっとコストがかかりすぎですね。
和風やアクションゲームなどとコンセプトを決めサントラ集としてまとめて配信すれば
安く配信できそうです。
20曲まとめて登録すれば一曲あたり250円くらいで配信ができる計算になります。(初期費用除く)
しかし、contents IDの取得には審査があるらしく必ずしも配信した全ての楽曲に
contents IDが付与されるとは限りません。
自分で審査に出して見たわけでもなく、調べても審査に関する情報は見つけることができなかったため
ここでは「審査があるよ」と言うことしかお伝えすることができません。
以下のリンクの公式の説明では、これらに該当する場合はYoutubeの規約に引っかかるから、
審査以前にダメだよと書いてあります。
収益化サービス適用後の音楽の扱い
審査に通り、contents IDを取得することができたら収益化がスタートします。
登録した楽曲を使用した動画に対し広告を貼り付けることが可能になり、
その広告収入の80%があなたの収益になります。
本来、contents IDの管理者であれば広告を貼るだけでなく
音声を消したり、動画自体をブロックしたり、データをトラッキングしたりと選べるみたいですが
このサービスの場合は、広告を貼る一択みたいです。
また、広告の有無はYoutube側で決めるようでよく言えばお任せ、悪く言えば自由にできないと言う
使用感になると思います。
私個人としてはCCライセンスで素材を配布して、それに違反した場合のみ広告を貼る
と言う風に運用したいなーと思っていたので登録しようか検討中です。
最後に
個人でcontents IDを取得する場合は、コスト面とcontents ID運用の不自由さと言う課題があるのが現状でしょうか。
かといって登録しないと他の第3者が登録して素材としての利便性が下がってしまいます。
盗人猛猛しいとはよくいったもので、
こういった卑しいネット蛮族が利便性の足を引っ張っていると言うなかなかに厄介な状況です。
素材の配信のやり方はもう少し考える必要がありそうです。
それでは。
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